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2026-07-23 12:38:00

それでも残っている記憶

 

皆さんには、時折ふと蘇る記憶はありませんか?

何かのきっかけで突然思い出したり、全く関係ない場面なのに、昔の出来事が鮮明によみがえってきたり。

今日、私の頭に浮かんでいたのは、小学生の頃に夢中で見ていた特撮戦隊シリーズ『ダイレンジャー』です。

特に印象に残っているのが、導師カクの最終回での言葉。

「気力と妖力は光と影、正義と悪。元は一つなのだ。」

 

「勝負は永久につかない。去れ。去るのだ!!」

以前のブログでも書いたかもしれませんが、この言葉は今でも時折思い出します。

子どもの頃は何となく聞いていただけでしたが、大人になった今、この言葉には陰陽五行の考え方にも通じる深い意味があるように感じます。

光があれば影があり、正義があれば悪がある。

どちらか一方だけでは成り立たず、元は一つであり、世界はそのバランスの上で成り立っている。

そんな考え方が私は結構好きです。

日本神話にも、順序の大切さを感じる話があります。

国産みの神話では、イザナミ(女神)が先に「ああ、なんていい男なんでしょう」と声を掛けたことで、うまくいかなかったとされています。

その後、順序を入れ替えることで国産みは成功します。

また、「男女」という言葉も、なぜ「女男」ではないのか。その由来も、この神話にあるという一説を知りました。

もちろん様々な解釈がありますが、私はこの話から「物事には順序がある」ということを考えさせられます。

順序を守ることで物事がスムーズに進むこともある。

そして、どちらかだけが正しいのではなく、バランスが大切。

調和こそが、一番自然な状態なのだと思います。

ヒーローには勝ってほしい。

でも、悪が完全になくなることはありません。

逆に悪だけの世界も成り立ちません。

全てには表と裏、上と下、右と左があり、その両方があるからこそ世界は成り立っています。

ダイレンジャーを思い出すたびに、そんなことを考えます。

そして、思い返してみると、私の中には今でも残っている言葉や出来事がたくさんあります。

高校の校訓だった「らしく」と「自彊(じきょう)」。

料理の修業時代に教わった「カツを作る時のパン粉は、女性を扱うように優しくやで。」という言葉。

高校古文の先生が教えてくれた、ら行変格活用の覚え方「りえちゃんさみし」。

そんな何気ない一言まで、不思議と今でも覚えています。

一方で、忘れられない出来事もあります。

小学生や中学生の頃、近所の駄菓子屋でゲームをしていた時、年下の子に「変な顔」と言われたこと。

当時は木村氏病の影響で首の左側が腫れていたこともあり、その言葉は今でも心のどこかに残っています。

また、滝壺にのみ込まれて溺れそうになったこと。

水底から見上げた時、仲間が溺れているという悲惨な状況にもかかわらず、透き通る水の美しさだけが強く印象に残っています。

その事故では、一人の命が失われました。

バイク事故で車の側面に衝突する瞬間、時間がスローモーションのように感じたこと。

前歯が折れ、下唇の奥を深く切って血まみれになったこと。

楽しい記憶も、苦しい記憶も、不思議なくらい鮮明に残っています。

きっと、それらには何か意味があるのでしょう。

人生の教訓なのかもしれない。

これから向き合う課題へのヒントなのかもしれない。

あるいは、自分という人間を形作る大切な一片なのかもしれません。

思い出は、ただ懐かしむだけのものではなく、今を生きる自分を支えてくれるものでもあります。

だからこそ、これからも一つひとつの記憶を大切にしながら、人生に活かしていけたらと思っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さんの心にも、今でもふと蘇る「それでも残っている記憶」はありますか?

そんな何気ない思い出が、今の自分を支えていたり、これからの人生へのヒントになっていたりするのかもしれませんね。

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