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失敗を隠したくなる環境ではなく、安心して挑戦できる環境を
先日、Instagramを見ていて、とても心に残る言葉に出会いました。
「完全であれ」という思い込みについてのお話でした。
幼い頃に、
「完璧にできたら認めてもらえる」
「失敗したら怒られる」
「できない自分には価値がない」
そんな気持ちを抱えてしまうと、大人になってからも無意識に「失敗しない道」を選んでしまうことがあるそうです。
できることには挑戦する。
でも、失敗する可能性があることには踏み出せない。
なぜなら、失敗すること自体が怖いのではなく、
「失敗した時にどう見られるか」が怖いから。
この話を聞いて、正直、自分自身にも思い当たるところがありました。
昔から、何かに挑戦する時に、
「ほんまにできるんかな」
「失敗したら恥ずかしい」
「無理かもしれへん」
そんな気持ちが心のどこかにありました。
だからこそ、できそうなことを選んだり、失敗しない方法を探したりしてきたように思います。
でも、最近少しずつ考え方が変わってきました。
完璧にできるから挑戦するのではなく、
挑戦するから少しずつできるようになる。
大切なのは、最初から100点を取ることではなく、やってみて、そこから学ぶことなのかもしれません。
そして、ちょうど同じような内容の記事を、先日読んだ雑誌でも目にしました。
ある会社員の方が、新人社員がお客様からのクレームを報告せず、問題を大きくしてしまった出来事を経験しました。
その翌日、その方は洗車中に娘さんの隠していたテスト用紙を見つけます。
結果が良くなかったため、娘さんは「お父さんに見せるのが怖かった」と話しました。
そこで、その方は気づいたそうです。
新人社員も娘も、
「失敗したこと」よりも、
「失敗を伝えた時の相手の反応」が怖かったのではないかと。
自分の接し方が、
「失敗を隠したい」
「相談しづらい」
という環境を作っていたのではないか。
そう反省し、それ以来、社員への声かけや挨拶を意識するようになったそうです。
この話を読んで、改めて感じました。
人は、失敗をしないから成長するのではなく、
失敗を安心して話せる環境があるから成長できるのだと思います。
これは会社だけではなく、家庭でも、お店でも、そして自分自身に対しても同じです。
失敗した時に、
「何やってんねん。」
と責められる環境では、次の挑戦が怖くなります。
でも、
「大丈夫やで、そのことから何を学ぶかが大事やで」
と言ってもらえる環境なら、また一歩踏み出せます。
僕自身、お店をやっている中で、毎日が挑戦の連続です。
新しい料理を考えること。
新しいお酒を探すこと。
SNSで発信すること。
お客様に喜んでもらう方法を考えること。
もちろん、すべてが思い通りになるわけではありません。
でも、うまくいかなかったことも、次につながる大切な経験です。
「失敗したからあかん」ではなく、
「失敗から何を学ぶか」
そこを大切にしていきたいと思います。
そして、自分自身にも、周りの人にも、
安心して挑戦できる。
安心して相談できる。
そんな関係を作れる人でありたいと思います。
今日の小さな挑戦が、明日の成長につながる。
完璧を目指すより、一歩ずつ前へ。
そんな気持ちで、これからも進んでいきたいと思います。

